脳腫瘍(髄膜腫)とは?

脳腫瘍(髄膜腫)

髄膜腫という病気を知ろう!

先生に言われることを理解して自分で自分の病気を説明できることも大事です

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脳腫瘍の中では一番頻度が多い良性の腫瘍

脳にできた”できもの” ?

脳にできた”できもの”と思ってくださいと先生に言われましたが頭の頭蓋骨の中にある脳の表面を覆っている「髄膜(硬膜・くも膜・軟膜)の3層の重なり」と呼ばれる膜があり、その髄膜に発生する腫瘍で脳の外側に発生して脳を外側から圧迫するできものです。

入院しているときに食事にゆで卵がでてきて皮を剥くとき中に薄い膜がありその中に白身と黄身がありました、もしかしたらちょっと違うかもしれないけど自分のイメージでは卵の殻が頭蓋骨で中の薄い膜が3層の髄膜、その下の白身が脳というイメージに思いました、髄膜と頭蓋骨の間に発生して中の脳を外側から圧迫しながら大きくなっていくのが髄膜腫ですね。

髄膜

髄膜(ずいまく、Meninges)は、脳および脊髄の保護のための膜の総称。外側から硬膜・クモ膜・軟膜という3層から成る 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

脳腫瘍は頭蓋内に発生する腫瘍の総称で、「髄膜腫」 はその一種です

髄膜腫
  • 髄膜腫は脳腫瘍の中では代表的なものの一つです。
  • 腫瘍の中では最も多く発生し高齢者・女性に多く、発生原因は分かっていません。女性に多く、男性の倍ほどと言われています。女性特有の乳がんや子宮筋腫と合併する場合もあることから性ホルモンとの関係が示唆されています。
  • 良性の腫瘍です、症状のない無症状の髄膜腫は最近ではCTや脳ドックで多く発見されるようになりましたがほうっておいても大きくならず、影響ない物も多いようです、お医者さんとご相談しましょう。

髄膜腫の症状

症状
  • 大きくなってくると脳や神経を圧迫していろいろな箇所に影響を与えてきます、私の場合はもろにこれでした。
  • 腫瘍が発生した局所ごとに現れる症状も様々で腫瘍が非常に大きくなったために頭蓋内の圧が上がり頭痛、嘔吐、視力障害、意識障害などの病状が出ること、及び腫瘍圧迫による局所症状(脳神経麻痺、痙攣(てんかん発作)、運動麻痺など)も現れます。

治療の方法

治療方法
  • 今の所薬はありません
  • 症状が出ている場合、まず一番は手術の選択です、髄膜腫はほぼ良性で、全摘出が達成されると再発のリスクや症状発現のリスクを下げることができます。
  • 患者さんの状況により①経過観察、②手術、③定位放射線治療(ガンマナイフ等)等を病院と相談することになります。